ちょっとまじめな話


どーもこんばんは。先日、育英会の分をまとめて返済。そして学生支援機構(旧:育英会)の奨学金返済完了通知が届いてスッキリ(^^)/です。高校・大学と育英会及び自治体の奨学金のお世話になりました。自治体の分はまだ残っているけれど、体が軽くなったような気分。完全返済までもう一息。

高校卒業して大学に行くことについて、それなりに葛藤したことを思い出します。県内の大学にしたら、女の子が大学行ってどうするの、行ってどうするの、お金は?将来は?…こういう、今から思うとしごく真っ当な親の意見が当時の私にはピンときてなかった。母との距離の取り方がうまくいかず毎日が息苦しくて、とにかく海越え(四国脱出)したかったなあ当時。親との妥協案が、国公立であること、奨学金を取って後には自力で返済すること、何か資格をとること。でも一番最後の約束は守らなかった。親は教員免許を取ってほしかったのに、私はどうも無理だと思ってその道を途中でバックれちゃった。奨学金のおかげで進学できたも同然なので、この制度にはすごく感謝感謝。だからせめて自力返済くらいはやろうと思ってました。はじめてみると、なかなか貯金がたまらずに悲しいわ〜。もっときちんと返済計画しとけばよかったと反省(^_^;)

 奨学金については、意外と周りにとってる子が少なかったな。大学ってもっと苦学生たちの集まりかと思ってた。無知ゆえに、大学生=“「めぞん一刻」のようなアパートに住む”もんだと思いこんでたし。廊下があって、その両側に部屋があるという。まさにそういうアパートを見つけて生活してたら(トイレは部屋にあるが風呂が男女共用)、入学後にできた友達のトコに行ってびっくり。キレ〜。ふつうのマンションじゃん。玄関があって、部屋はフローリングで、風呂とトイレがついている!人間、知らないうちは今の自分の知ってる範囲で満足するのに、知ってしまうとうらやましくなったりほしくなったりするものだと知った18歳でした。
要は「世間知らず」だったな、ホントに。田舎にいても雑誌やらTVやらで都会のイメージをそれなりに作っているもんですが、興味なかったから知らなかった。いわゆる「大学デビュー」というやつで、いちどに世界が開けた。…コレはあまり良くなかったね。誘惑に負けまくり。若い頃に適度に遊んでた方が大人になって落ち着く、ってのも一理あると思う。
 無知で良かったこともある。大学進学について、私はとにかく出たい一心だったから、それなりに名があれば親も納得するだろうと思い国公立狙いだった。結果として、学費の面ではそれで良かった。後になって色々調べてみると、例えば日本史を学ぶにしたって、大学ごとに得意分野があり、その専門の先生が教鞭をとっている。学校名で選ぶんじゃなくてやりたいことがどこでできるかをきちんと考えるべきだったよなあと反省。

 「元ジャニーズjr」という呼称がどこいってもついてまわるように、「○○卒業」ってのもずっとついてまわる。入った当時は「そんなレッテルかんけーねー」とは思っていたものの、社会人になって(特になりたての頃)その話題を出されることもあるので、ああそういうもんなんだなと。留年したことも含めて、自分のしてきたことはついてまわる。今はそのことを自覚してるから下手なことはしなくなったっていうのはあるなあ。落ち着いたとも言えるし、枠にはまっちゃったとも言える。知り合い多いし、穏やかでせかせかしない空気は心地よい。でもちょいちょい窮屈に感じることも。遠出をしたくなるのは、「今の社会人としての自分」の枠を意識しないトコで羽根を伸ばすのが楽しいから。

んー。何がいいたいかよくわかんなくなってます。これから冬→春にかけてたくさんの若い子が進路について悩むだろうけど、進路決定は人生の一大事だけどそんなに深刻にならんてもいいよーって思います、はい。今年も女子アイドルやジャニjrの卒業・脱退がいろいろありましたが、それぞれの人生に幸あれ。