name

眠い。テゴマスコンがひと段落し、緊張の糸が切れたのか眠い。頭が働かないので、ただの雑学記事を書きます。

シゲの改名について。小説の方はいずれは…と期待したいたものの、こちらの方は完全に不意打ち。「成」も「亮」も好きな文字なので、その組合せの「成亮」がとても好きでした。でも残念だと惜しむ気持ちよりは、心機一転に名前という形から入るシゲがかわいいな応援したいなという気持ちです。これまでシゲを成亮という名前で認識していました。それがシゲアキに変わるのだから違和感がはありますやっぱり。芸能人となると、名前を含めてその人を愛でているから尚更。ただ、婚姻して苗字が変わるのと同じで、いつの間にやら慣れてしまうでしょう。「シゲアキって成亮って書くんだ〜」という新規のファンがたくさんつくといいな。
これまでにも芸能人の改名報道は目にしてましたが、ほとんど「ふーん」でスルーしてました。皆さんそれぞれに色んな思いがあったんだろうなと今にして思います。この件があって、「名前とはなんぞや???」なんてことを改めて考えてしまいました。

Wikipediaの「名前」項目によると、「名前がないものは存在を認識できない。」「名前を覚えることで、それまでどれも同じに見えていたものの区別がつくようになる」「名前は元々あるものではなく、人間がそれを個別に把握すべき対象として認識した際に与えるもの」などとあります。なるほどなるほど。
改名=名前の変更というと、なにやら大それた響き。氏(姓・苗字(名字))は家を表し、名は親からもらったものという日本的な感覚ゆえにそう思うのでしょうか。外国ではどうなんでしょうね?

日本ではどういう手続きで改名をするのか、ちょいと調べてみました。

芸名変更には特段の手続きはなく、名乗るだけでよいようです。今回ぐぐってみたら、あらこの人もこの人も芸名という発見があって面白かったです。本名を元にしたり、全く関係なかったり。覚えやすいように、インパクトがあるように、験を担いで、など理由は様々。
私もネットでは本名を名乗ってないので、芸名みたいなモンですかね。そう考えると、気分で名前を変えるのもわかります。

一方、本名を変えるには。

漢字の読みを変えるのはとても簡単。そもそも名前の読み方は戸籍に書いてないので、市町村が便宜上、住民票にフリガナを記載しているだけ。役所窓口でその旨を告げて書類でも書けばOK。(例)山崎明子さん やまさきあきこ→やまざきめいこ

氏名の文字を変えるのはたいへん。見た目の文字を変えるわけだから、まさに「改名」。戸籍を変えることになるので、家庭裁判所に「名の変更届」を出して許可をもらいます。「やむをえない理由・正当な理由」が必要なので、ハードルがやや高い。氏(苗字)を変えるだけなら、役所で婚姻届・離婚届・養子縁組届・入籍届などの手続きをする方法もありますね。


ついでに調べてみると、戸籍っておもしろい。制度と風習に微妙な乖離があるのが不思議。
例えば婚姻をすると「○○家の人間」って言われるけども*1、制度としては夫婦どちらかの家の戸籍に入るわけではなく、二人で新しい戸籍を作るってこと。*2婚姻して夫婦どちらの苗字を名乗るかは、婚姻届で「婚姻後の夫婦の姓」欄で夫or妻の氏のどちらかを選んで決定。夫が妻の苗字を名乗ると、「婿養子」と勘違いされることも多い気がしますが、「婿養子」という制度は現在はなし。*3「入籍」は、戸籍の移動があることで、子どもが父母の戸籍に入ることなどを指す*4…などなど。

↑私はこういうウンチクが好きなのですが、話の流れで親にこういうこと言ったら「そんなんだから結婚できないのよ」と言われました(^_^;)

以上、にわか知識なので間違ってたらスイマセン<(_ _)>。

*1:今はあまり言われないかな

*2:ひとつの戸籍は親子二代まで。戸籍内の者は全員同じ氏。

*3:いわゆる「婿養子」は、現在では「養子縁組」をしてるということ。

*4:「婚姻」を「入籍」と表現するのは、正しくない。