米寿

GWも残すところあと土日のみ。ただの週末やーん。すでに名残惜しい。
大型連休を利用して祖母の子5人とその配偶者、孫が集合し、祖母の米寿をお祝いしました。宿を借りての飲み食いだったので、車のことを考えずに飲めるのが気楽でした。祖母は年老いているのであまり食べられずワイワイとおしゃべりもすることなかったのですが、終始ニコニコとしていました。実子の叔父叔母たちは「(祖母は)いつもああいうペースだから大丈夫よ〜^ ^」って好き勝手にドンチャンしてるのに対し、私の父が祖母の隣に座ってずっと相手をしていた光景が不思議笑。血がつながってない方が気を遣うもんだね。祖母への言葉では、「母がこんなに長生きするとは…(涙目)」ということを口々に言ってて、普段気の強いおしゃべり親戚たちの意外な一面を見て感動。地元の昔踊り、わらべ歌、ゴム飛び遊びに100均のマジックなど次々と余興を企画していて、叔父叔母のこの企画に対する並々ならぬ情熱を感じました。紐を引いてプレゼントを当てる企画では、一番手の私が一番良い景品を引き当ててしまった。空気読まなくてゴメン、でも当たる気がしたんだ…こういうツキはあるの。次は99歳白寿での再会に期待して、〆。
翌日は従姉妹たちを松山観光へ。しばらく会ってない一回り下の子たちの案内はちょっと不安がありましが、なんのその、会ってない間に気弱そうだった子たちが立派な大人の振る舞いができる子になっていました。そこそこ歴史が好きなので、即席なりきりガイド。調子に乗ったワタクシ、ノリノリで案内。混んでいたので道後温泉の2階・松山城天守閣行きは断念。特に前者は温泉だけだとただの込み合っている古い銭湯になってしまう。浴衣着て2階で風情を味わうことこそ道後温泉の醍醐味なのですよ(力説)!松山城はリフトを楽しんでくれたので良かった。
夜は祖母宅に再び集合してBBQ。この日のためにと収穫して冷凍しておいたアワビやサザエも大判振る舞い。漁業権を持つ親戚のいる幸せを噛み締めました。裏山で採った甘夏(柑橘の一種)もとてもさわやかで美味しかった。途中トラブルもありましたがモメることなく円満に終えて良かったです。一度都会に出た身として田舎の不自由さに地団駄を踏む思いをすることもありますが、素朴な手作りのお祝いをすることができ、田舎の良さをしみじみと感じた日々でした。