入所10周年

週末といえばミカンとりの季節になって参りました。疲れはするんだけど、親に手伝いを頼まれると嬉しい。親に頼りにされてるってことが。それにミカンとり自体が好きなのです。私は所詮年に数回するお手伝いなのでレベルはまだまだ。コツは、いかに素早くみかんのすぐ上の枝の「切るポイント」を見つけ、そこにスムーズにハサミを入れられるか。葉が重なって見えづらい…と手が止まってしまうけれど、そこを「ここからならいける」ってトコを瞬時に判断すること。そしてもうひとつは、とった後のカゴの位置を適切に配置すること。カゴは木にかけて、その位置から取れる範囲を取れるだけ取る。作業している手元とカゴの距離を近くして、カゴにみかんを移す時間をできるだけ減らすことが重要。ひとつの木で何度かカゴの位置及び立ち位置を変えてとっていく。ぱっと木を見て、どこの枝にカゴをかけたら効率よく作業ができるのかを素早く判断する力が必要。ミカンとりというのは、瞬間的な判断の積み重ねという反射神経が試される作業なのです!!!(大袈裟)あとはずっと同じ作業をする集中力、外作業だから寒さに対する忍耐力、斜面での作業や枝に登るために身体のバランスをとる能力、最終的にみかんを入れるコンテナを運ぶ筋力が必要。…とはいえ、これら全ては全ての農業従事者に求められることですが。
ミカンとりの手伝いに来て下さるベテランの方の作業スピードの速さに憧れる。ハサミの音が一定のスピードでリズミカル。そんな人の近くでとるとペースが乱れてしまうので、少し離れて自分なりのペースでとる。時にはイヤホンで音聴きながら。これ、親はミカンとりに集中してないってことで嫌がられるんですけど、集中力が持たないのと言い訳して、ちょいちょい聴いてる。もともと、日常や運転時でも音楽をかけっぱなしにすることはないので、4-5曲聴いたら止めて、1-2時間したらまた数曲聴く。もちろん作業の手は止めない。今日は竹内まりや「駅」をリピってた。こういう作品の良さが分かる年齢になったなあ。小説も女性作家に良く手を出すようになったし。趣味嗜好が少しずつ変化してきてるのを感じる。



…前置きが長くなってしまいました。
てごしさん、10年前にジャニーズ事務所に入ってくれてありがとう。私の中では、自分にないものを持つ人に憧れるという位置に数年前からてごしさんがいます。余談ですが、たぶん、私がこの位置に芸能人を置いた最初は林原めぐみさん。アニ(声優)ヲタでしたので。何か共通点があるかなと考えたら、「生きている」ってパワーに溢れていると思わせる所。そんで目力が強い所。真顔が怒っているように見える所。前向きな姿勢には共感するけれど、考えている内容そのものに首肯できるわけではない所。身体は細くても顔に肉がついちゃう所(笑)。
てごさんファンを続けている理由は、一番最初に挙げた理由がかなり大きい。「今を生きる」を体現しているように見えるのよね。死についてやたらと考える厨二病の思春期を経て、どう考えてもとりあえず生活して生きていくしかないな…という結論に達してぬぼーっと生きてるので、生きてることが楽しそうなあの子が眩しい。今は髪の色がまぶしい(笑)。生を肯定してるってステキなことだと思うの。本人はそんなこと考えてなさそうだけど。何かしら好きに理由を見つけたいからこう書いているだけかもしれない。簡単に書くと、顔が好きです。ええ。楽しそうに笑ってる顔が。キラキラした笑顔をこれからも振りまいて下さい。ビジュアルが良好だととても嬉しいので、肌・髪ともに質をキープしてくださいな。10年後もアイドルの君が見たい。期待してるよん。


てごさんのクノールの新CMが放送しているみたい???まだ遭遇してません〜