世間話

日曜は選挙でした。まとまらない雑感。


2009年8月31日、忘れもしないNEWSが24TVパーソナリティを務めた日に政権交代してから、3年数か月で再び政権交代です。日曜は仕事があったので、期日前投票をしました。国政ではないけれど身内が政治に関わってきたので、関係者がこれだけ頑張ってるんだからきちんと投票しようと考えています。同じように、選挙カーから手を振られると、応援しているわけではないけれど手を振り返さなきゃ可哀想だなという妙な同情心があります。候補者が寒い中演説をしてたり、落選して敗戦の弁を述べている場面を見ても、ああ…と思う。
選挙の悲喜こもごもに胸が締め付けれられる一方、一夜にして毀誉褒貶が決まるドラマティックさを面白がっている面もあります。関心はありつつもアクションを起こす気がない私にとっては、我こそはリーダーたらんと意気込んで立候補する人があんなにたくさんいることに感心してしまう。立候補ってすごいパワーがいるし、落選でもしたらお先真っ暗なのに。

いい齢なんでもっときちんと政策を見て考えなくちゃなんだけどな。新聞、TV、ネット(政治家の方のブログは活動状況・考えがよくわかる)を通じてそれなりに情報収集はしているんだけど、その先に「どうしてほしい」という考えがまとまらない。こういうことされたら嫌だなあってのはあるけど。小選挙区制は政権交代を促す仕組みとはいえ、こんなにあっさり政権交代することがこわいなとも思うし、政権をとったことや野党に下ったことはそれぞれにとって良い経験だろうなと思うし。ま、どこに決まっても、下っ端は粛々と仕事するしかないんだよなあ。とりあえず新年度に必要な法はさっさと通して下さい。

むやみやたらと政治を叩き、政局ばかりクローズアップするマスコミの風潮は好きではないなあ。「やってない」イメージを植え付けることにそんな必死にならんでも。誰が何言ったかじゃなく、今審議している法について解説したらどうか。