FMS

7/31FNS歌謡祭がありました。ジャニ勢としては、いわゆる飯島派閥+テゴマス。テゴマスはおそらくFNSのプロデューサー(きくP)の推薦枠みたいなものなのでしょう。最後のスマさんの曲にテゴマスが参加していないのを見て、ここまで派閥くっきりかーと愕然としました。そこは同じ事務所として融通してもいいじゃない…。
会場では山下さんとテゴマスがすれ違う際に言葉を交わしたようです。そこの交わりには、見てた周りはまた勝手に緊張感を走らせちゃうだろうなー。(自分が会場にいたとしてもそうだと思う)当人たちはもうそんな気にしてないと思うだろうけど。ふつーに会話する様子をふつーに見かけることが重なれば、もう意識することもないんだろうけど、こうくっきりと派閥が違うんじゃあ共演機会も少なくて残念です。


さて、テゴマスは2曲のコラボを披露。どちらもコラボ相手の持ち歌なので、テゴマスはサポート役的な立場。
1曲目は開始早々にアリスさんと「冬の稲妻」。男臭く力強い楽曲。アリスの面々のドスの効いた低音がこの曲の持ち味なので、声が明るいテゴマスはあまりこの曲のイメージではないです。テゴマスの次にアリスさんと歌ったデーモン小暮さんがハマってたので、アリス楽曲をコラボするならこういう方が無難だよなあと思いました。ただ、「冬の稲妻」のアレンジが軽くて夏っぽい雰囲気だったので、そういう方向性に仕上げるためにテゴマスをコラボ相手とし、次の曲の成熟した男っぽさとの対比を際立たせる意味合いがあったのかな。テゴマスが好々爺となったアリスさんと並ぶとなんともかわいらしいなと思いましたが、以前ミュージックフェアで谷村さんと共演したときのことを思い返すと、テゴマスも随分大人っぽくなったなと感慨深い。秩父宮あとなので、コゲてんね二人ともwww


2曲目はナオト・インティライミさんと「恋する季節」。タイトルからてっきりピンキーとキラーズかと…(そっちは「恋の季節」)。どこかで聴いたことのある曲でした。柔らかい雰囲気のある曲で、テゴマスに合ってる。てごしさんの曲の歌いだしが絶品。昨年のゴスペラーズさんとのコラボでも歌いだしが素晴らしかった。NEWS楽曲では、まっすの歌いだしにぐっと曲に惹きつける力があるなと思うのに、テゴマス(特にコラボにおいて)だとてごしさんの歌いだしに惹きつけられるような気がする。サビは3人で優しく歌ってて、ああステキな曲だな、原曲も聞いてみたいなと思いました。


FNSではこれまでにゆずやゴスペラーズさんとコラボし、なかなかの成果を見せてくれたました。それらに比べると、今回のコラボはインパクトが薄いというのが正直な感想。ファンはじっくり見るけれど、ながら見の方にはそんなに印象残せなかったかなあ。楽曲や相手との組み合わせが、しっくりはきてたんだけど言い返せば無難で、出来もテゴマスはこれくらいやるだろうという範囲内。もっと個性ある歌手勢ぞろいの中では、そこそこうまいではサラっと流れてしまう。出演については本当にありがたいし、今回のコラボの出来も良かったんだけども、もっと出来る子!もっと出来るのをこっちに見せつけて!と思う欲深いファン心理。

物足りなさの一因として、持ち歌を歌わなかったのは残念です。ミュージックステーションで見事(ミスもあったけど)に着ぐるみで「猫中毒」を披露したので、その再現をしてほしかった。とはいえ、自曲を歌ってない出演者もチラホラいるので、売上がそこそこでしかないテゴマスの立場としてはしかたないと思っています。次も呼ばれますように!お願いします!